現在梅雨入りしたところもあれば、まだ梅雨入りしていないところもあり、梅雨入りしたところは突然の土砂降りや豪雨、土砂災害や河川の氾濫に気を付けていただきたいと思います。
ちなみに、心の中はいつも雨、スタッフのだーはまです。(言いたかっただけです)
ということで、本日は数ある地盤改良工事の中から「砕石パイル工法」と言われる工法のお話です。
まずはどのような機械を使って工事をしているのか、画像をご覧ください。
砕石パイル工法の中でもいくつか工事の種類がありますが、基本的なところは同じなので特徴をあげますと
①自然石を使用するため産業廃棄物になりません。よって土地の資産価値を下げることがありません。
②建て替えをする場合に、施工した砕石パイルは基本的に撤去しなくてもいいので、建て替え時に撤去費用がかかりません。
③砕石の杭状になっているため水圧を逃がす効果があります。そのため、水はけが良くなり液状化被害の低減を期待できます。
簡単に挙げるとこのような特徴があります。仕上がりの写真イメージは4枚目の写真です。
では、どのようなカタチに仕上がるのかなのですけれども、地中はみることができないのでイメージ画を。
なんだか画像が小さいですが(笑)砕石で杭のような柱状のものを施工します。
締め固めながら砕石柱をつくっていくのですが、砕石パイルは「地盤自体」を補強する感じになるので、柱状改良のような「点」で支えるのではなく、「面」で支えるイメージですね。
では、砕石パイル工法のデメリットは何なのか。
あえて言うならば、あまりにも弱いデータが深いところまであったり、狭小地の場合は施工出来ない場合が多いです。
なので、すべての地盤に施工できるわけではありません。
改良工事の工法にはメリット・デメリットがそれぞれありますので、時と場合に応じてベストを選べるようになると良いですね(^_^)
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