8日に熊本の方で震度4の地震がありましたが、大きな被害がないようで一応ひと安心です。
地盤と地震は密接に関わっているので、地震リスクに関する土地(地盤)の情報をお届けし、被害に合われる方を減らしたいと思います。
なんだか、今日は真面目、だーはまです。
ていうか、これからお家を建てる方は土地を決める段階で弊社にお問い合わせいただきたいですね!
無料で事前に災害リスクなどの情報をご提出できるのに、使わないなんてもったいないですよ。
ホント、使えるもんは使っておかないと。
ということで、本日は地震がおこったときに揺れやすい地盤についてお話します。
まず地震がおこったときの揺れの大きさは
①震源での地震の大きさ(マグニチュードで表されます)
②震源からの距離
③表層地盤(地表直下の地層。深さ10メートル程度まで)
これら3つで決まります。
地震はいつどこで起こるのか分からないので、①と②はどうすることもできません。
が、③の表層地盤の揺れやすさは調べることができます。
簡単にいえば、やわらかい地盤ほど揺れやすく、硬い地盤ほどゆれにくいとされています。
イメージでいうとこんな感じです。
ではやわらかい地盤とはどのようなところなのかというと、主に海・川・水田・沼地を埋め立てたところで、粘土層や腐植土層はやわらかく揺れやすいです。
基本的にはこのような情報は、インターネットで調べれば出てきます。
が、調べることが面倒だったり、専門的で難しいと思う方が大半でしょう。
そんな方には弊社がとても分かりやすい揺れやすさマップなんてものをご提供します。
こんな感じのものです。
信号と同じで、緑色が比較的安全・黄色が気を付けないと危険なこともあるよ・赤色がマジで注意して、です。
分かりやっす~~!
さらに、過去の災害も反映されているというとても優秀な子でございます。
ここまでお話をして、皆さんは「地盤の良し悪しで変わるんだ~」と思ったことでしょう。
ただ、2016年に起こった熊本地震では、古くからの宅地だった段丘といわれる比較的地盤が良好な地域で、倒壊・崩壊した建物が多かったのです。
なぜなのか?
なぜなんだ?
だーはまは噓つきなのか?
やだ、私を信じれないなんて、もうこの関係は終わりね!
すみません、戻ってきました。
なぜかというと、多くは新耐震基準を満たしていない古い建物だったからです。
ようは、地盤が良くても耐震をしっかりしていない建物は、壊れてしまう可能性があるということなのです。
自然災害って100%完全に防ぐことは無理なんですよね。
いくら地盤が良くて地震による被害はなくても、地震がきっかけで起こった、がけ崩れ・土石流・地滑りの被害の方があるかもしれない。
その地盤が元々もっている揺れの周期と、地震による揺れの周期が合ってしまったら、その場所はすごく揺れるかもしれない。
地盤が悪い地域でも、耐震等級3のお家だったから被害がほぼ無かったということもあり得るし。
でもね、事前に自分が住む地域の特性や災害リスクを知ることは意味があると思うのですよ。
知った上で自分が納得して土地を決めたり、耐震をどこまでするか決めたりしたらいいと思うのですよ。
人が1番後悔するのってどんなときか分かりますか?
やらなかった後悔です。
地盤情報簡易レポートも無料でご提供しています。
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