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地盤(土地)が良い地域の特性vol.2

新垣結衣さんと星野源さんの結婚に、いろんな意味で衝撃を受けた方が多いのではないでしょうか。

逃げ恥で共演してたのであり得るとは思いましたが・・・それでも意外でしたね~。

 

ところで、私の衝撃婚はいつ?

 

スタッフのだーはまです。

 

本日は地盤(土地)が良い地域の特性vol.2のお話をします。

 

地盤(土地)が良い地域の特性vol.1はこちら

 

前回は地盤が固い特徴で、そのまんまな「ゴリゴリ」とか「ガリガリ」という表現をしましたが、今回の表現としては「ギュッ」という表現となります。

 

「ギュッ」という表現で思い浮かべるものは何でしょうか?

例えば、雑巾をしぼる・握手する・ハグする・なにかを握りしめる、などですかね。

イメージ的には遠くなくて、ようは「引き締まった」地盤は良い地盤の特徴ということになります。

引き締まった体も良いですよね~、そんな体になれる日がくるのだろうか・・・(´▽`)

 

まぁ、砂に対しては引き締まっているというよりも、締まっているという方が適切ではありますが・・・。

そんな締まった地盤の土質は「砂質土」になります。

砂質土は砂ということなので、砂が多いといえば海。

なので、海に近い地域は砂質土地盤が多いです。

 

締まった砂質土とはどのようなものなのかというと、海に遊びに行ったときに砂遊びをしたことがある方は多いと思いますが、砂を掘ると結構早い段階で固くなかったですか?

山とかトンネルとか作ったな~。

 

そして泥団子もよく作りましたよね~。

砂遊びしたくなってきた。

 

イメージ的にはこのような感じの土質が締まっている地盤になります。

このような泥団子地盤は水はけが良く、軟弱地盤に多い粘性土よりも粒径が大きいので密で安定した構造をつくりやすいです。

 

では、具体的に泥団子地盤はどこなのか?を教えてくれるのが、地盤の特性を教えてくれる地形区分(土地条件)というものになりまして、その中でいうと

 

砂州・砂堆・砂丘(低地の微高地)

 

これらの地域は締まった砂地盤が多いです。

ちょっと分かりづらいかと思いますので、石川県内の砂州・砂堆・砂丘(低地の微高地)の地域を例にあげてみてみましょう。

 

 

上記画像は石川県河北郡内灘町の内灘中学校あたりになります。

左側水色部分は海なので、まさに海に近い地域。

緑と黄ボーダー柄が砂州・砂堆・砂丘(低地の微高地)という土地条件区分となります。

 

砂州・砂堆・砂丘とは、砂州・砂堆は現在及び過去の海岸、湖岸付近にあって波浪、沿岸流によってできた、砂または礫からなる浜堤、砂州・砂嘴などの微高地。砂丘は風によって運ばれた砂からなる小高い丘。(国土地理院より抜粋)

 

さらに、低地の微高地という扇状地があり画像の地域は低地の微高地になるのですが、低地の一般面に比べて河床からの比高がやや高いので水はけが良く、また構成物質が相対的に粗粒なので地盤が比較的良いのです。

 

ポイントは、基本的に砂質土は良い地盤ですが、締まっていることが前提なのです。

 

 

ここで勘の良い方は気づくと思います、砂の地盤は液状化の可能性があるよね、と。

もう、そういう知識が頭に入っているだけで素晴らしいですね(^_^)

 

確かに液状化の可能性はあり得ます。が、地下水位が高い・低地(水はけが悪い)・地震による揺れ、これらの条件が整った場合に起こり得ます。

(こんな整うはイヤだな)

 

先程お話した低地の微高地は、液状化の可能性は中位です。

起こりやすいわけではないけれど、何事もゼロリスクは無い、ということですね。

 

例にあげた河北郡内灘町付近は、新築が建つ人気の海に近い地域ランキングではトップ3に入る、人気の地域ですね。(だーはま調べ)

 

ということで、本日はここまで。