地盤(土地)が弱い地域の特性vol.1

先日2回目のキックボクシングに行ってきまして、先生に「黄金のキックですね」と褒めていただいた、スタッフのだーはま(女)です。

2回目でキックの才能が花開きつつあるようです。

例えば合コンをしたときに

イケメン男性「だーはまさんの得意なことは何ですか？」と聞かれて

だーはま「私のぉぉぉ、得意なことはぁぁぁ、プロもKOできるレベルの黄金のキックですぅぅぅ♡」

なんてニャンニャン声で言ったところで、その瞬間私のまわりからは誰もいなくなるでしょう。

そして誰もいなくなった

的な。

想像したら泣きたくなってきたのでここら辺にしておき。

本日は地盤(土地)が弱い地域の特性をお話していきます。

地盤って言わば色々積み重なってできた地層の表層部分になるので、均一な地盤は無いのですね。

といっても、大体の積み重なり方は同じなので、隣の家の地盤がまったく違うということはほぼありません。

ただ、地盤の積み重なりが変わる境目のようなところはあるので、ちょうど境目あたりの地盤に建っているお家と、その隣のお家の地盤を調査したらまったく違う場合もあります。

地層のイメージとしてはこんな感じですかね。

なんとなくイメージできますかね？

とにかくこんな感じです。(まとめ方雑かよ)

長い年月をかけてできた地層(地盤)が、それぞれの地域の地盤の特性になりますが、その中でも地盤が弱い地域の特性はどのような特性なのか？です。

まず、「低地」の地域は弱い地盤です。

低地とは字のごとく低い地なのですが、低いので河川によって運ばれた泥土などが溜まり、水はけも悪いのです。

そういった地盤の特性を教えてくれるのが地形区分(土地条件)というものなんですけれども、その中でいうと

谷底平野・氾濫平野・海岸平野・三角州・後背低地・旧河道

これらの地域は地盤が弱いです。

土地条件とか言われても分からないと思うので、石川県内のある地域を例にあげてみてみましょう。

こちら石川県金沢市にある金石あたりと普正寺町あたりの図です。

ピンク色の地域は低地の海岸平野・三角州になります。

そう、低地の中でもまた何種類かの地形区分に分かれるのですが、こちらは海岸平野・三角州という地形になります。

海岸平野・三角州とは、海水面の低下によって陸地となった平坦地や、河口にあって堆積作用によって形成された平坦地。

砂、粘土などからなり、地盤は軟弱な地形です。

で、その左横にある緑と黄のボーダーになっている地域は、低地の微高地で砂州・砂堆・砂丘となり引き締まった良い地盤の地形です。

同じ海岸近くで隣同士なのに良い地盤と悪い地盤に分かれちゃうんですね。

どのように違ってくるのか具体的に言いますと、まず災害リスク。

ピンク色の方は、地震による揺れやすさが大きい・浸水する可能性が高い・液状化になる可能性が高い、です。

緑黄ボーダーの方は、地震による揺れやすさはやや大きい・浸水する可能性は中程度・液状化になる可能性は中程度、です。

次に地盤改良工事が必要となる確率を見てみましょう。

まずこちらを見て下さい。

こちら地盤調査をして判定がどうだったのかを記載していて、緑丸が改良工事の必要なしだった物件、緑三角が改良工事が必要となった物件です。

ご覧いただいたとおり、やはり地盤が弱い地域の方が改良工事必要となる件数が多いですね。

どちらの地域も地盤の土の種類は主に砂なのですが、引き締まった砂なのか、緩い砂なのか、でも違ってきます。

ただ、上記の画像を見て勘の良い方はお気づきかと思います。

そう、地盤の弱い地域でもすべて改良工事が必要となるわけではないということが分かりますね。

弊社が行っている地盤調査は、災害リスクを調査しているのではなく、その土地が今から建てるお家を支えることができるのか？という、土地の強度を調査しているのですよね。

調査をしたデータを詳細に解析して、お家が安全に建っていられるのか、補強しないと建っていられないのかを判定していて、その解析も地盤が弱いからというだけで判定を出さないのですね。

あとは、やはり地盤は均一ではないという要素もあります。

なので、お家が傾かずに安全に建っていられるかどうかは、実際に調査をしないとちゃんとした判断はできませんが、地盤改良工事が必要となる確率は上がると思っていただければいいかなと思います。

ここまでお話をしてきましたが、災害リスクが高い土地を選ぶということを前もって知っているのは大事です。

お家づくりも変わってくると思いますし。

弊社では地盤に関する情報を無料でご提供できますので、お気軽にご相談くださいね(^_^)

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